4月1日に新元号「令和」が発表されましたね。
パソコンで作業する人にとってはExcelはきってはきれないもの。
マイクロソフト社も新元号に対応するようにソフトのアップデートを発表していましたが、初めは不具合などがおこる可能性があります。
しばらくは様子見したい、けど新元号を関数で表示されたい。
そんな方のためにExcelの関数で新元号を表示させる方法をしらべてみました。
この方法はExcelをアップデートしなくてもできますよ。
Excelの関数で新元号を表示させる方法は?
アップデートしなくても新元号を表示させる方法は2つあります。
・新元号をセルのユーザ書式で表示する方法
・「If関数」で新元号の和暦を組み立てる。
新元号をセルのユーザ書式で表示する方法
セルの書式で2019年5月1日以降の場合に「令和1年」と固定してしまいます。
※ただし「新元号1年」で固定してしまうので、2020年以降はつかえません。
1・和暦を表示させたいセルをえらぶ
2・右クリックして「セルの書式設定」をえらぶ
3・表示形式のなかにあるユーザー定義にこの文章をコピーしてはり付ける
[>=43586]”令和1年”m”月”d”日”;[$-411]ggge”年”m”月”d”日”;@
これで2019/5/1〜2019/12/31までは「令和1年」と表示されます。
「If関数」で新元号の和暦を組み立てる。
こちらの方法だと2020年以降も「令和」を表示させることができます。
この方法は1年限定ではないので、そのまま使えます。
ただし、日付の入っているセルと別のセルを使うので少し手間がかかります。
1・日付を入力するセルの設定を和暦で表示させるようにする
1−1・和暦を表示させたいセルをえらぶ
2ー2・右クリックして「セルの書式設定」をえらぶ
3−3・表示形式のなかにあるユーザー定義に
この文章をコピーしてはり付ける
ggge”年“m”月“d”日“
2・そのセルの中に「令和」で表示させたい日付を入れる
3・別のセルにIf関数を入れる
=IF(B3>=DATE(2019,5,1),”令和” & YEAR(B3)-2018 & “年” & MONTH(B3) & “月” & DAY(B3) & “日“,B3)
※B3は1,2で使ったセルです
まとめ
「Excel関数で新元号「令和」を表示させる方法は?アップデートしなくてもできる?」と題してお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
・新元号をセルのユーザ書式で表示する
・「If関数」で新元号の和暦を組み立てる
Excelがアップできない環境の方でもこれで新元号が表示されるので、ぜひお試しください!